陸軍行進曲(其の二)
作詞:本間雅晴
作曲:大沼哲
1928年
収録:軍歌・戦時歌謡大全集13(評)
1.
旭日燦たる帝国の
万世不変の国光を
遮ぎる雲は疾風と
掃ひ除かん我が火砲
すでに幾度の大戦に
稀有の大捷博したる
我が皇軍の行くところ
常に天佑また神助
2.
建国以降微動無き
金甌無欠の国体を
汚さん者は醜草と
薙ぎて倒さん我が剣
すでに幾度の大戦に
稀有の大捷博したる
我が皇軍の行くところ
常に天佑また神助
3.
鬼神の如きあだ来とも
何か恐れん我にまた
天をも翔ける翼あり
地をも砕かん我が拳
すでに幾度の大戦に
稀有の大捷博したる
我が皇軍の行くところ
常に天佑また神助
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<メモ>
「其の一」とあわせ製作された陸軍の行進曲。この「其の二」は、陸軍内で歌詞が募集され、本間雅晴の詩が選ばれた。作曲は大沼哲。
軍楽附合唱
辻順知指揮、陸軍戸山学校軍楽隊
(「陸軍行進曲其の一」と「陸軍行進曲其の二」のメドレー)
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