ラバウル小唄
作詞:若杉雄三郎
作曲:古関裕而
収録:軍歌戦時歌謡大全集12
兵隊ソング(評)
動画:
<歌詞>
1.
さらばラバウルよまた来るまでは
しばし別れの涙がにじむ
恋し懐かしあの島見れば
椰子の葉かげに十字星
2.
波のしぶきで眠れぬ夜は
語りあかそよデッキの上で
星がまたたくあの星みれば
くはへ煙草もほろにがい
3.
赤い夕陽が波間に沈む
果ては何処ぞ水平線よ
椰子の葉蔭に夕日を眺め
想ひは故郷の山や川
4.
船は出てゆくパラオの沖を
いとしあの娘の打ち振るハンケチ
声を偲んでこころで泣いて
両手合はせてありがたう
5.
さすが男とあの娘が言うた
燃ゆる思ひは操縦桿にまかせ
明日のいのちはあの雲まかせ
散つて九段の若桜
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