国民歌
空襲なんぞ恐るべき
防空総司令部、陸軍省、
東京日々・大阪毎日新聞社撰定
作詞:難波三十四(防衛総司令部参謀 陸軍中佐)[1]
作曲:飯田信夫
1942年
収録:軍歌戦時歌謡大全集11(評)
1.
空襲なんぞ恐るべき
護る大空 鉄の陣
老いも若きも今ぞ起つ
栄ある国土防衛の
誉をわれら担ひたり
来たらば来たれ 敵機いざ
2.
空襲なんぞ恐るべき
つけよ持場にその部署に
われに輝く 歴史あり
爆撃猛火に狂ふとも
戦ひ勝たん この試練
来たらば来たれ 敵機いざ
3.
空襲なんぞ恐るべき
護る大空 鉄の陣
老いも若きも今ぞ起つ
栄ある国土防衛の
誉をわれら担ひたり
来たらば来たれ 敵機いざ
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[1] 山中恒 『ボクラ少国民と戦争応援歌』 朝日文庫、158頁。
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