建国十周年慶祝歌 満洲帝国政府制定 1942年 1. 2. 3. - <メモ> 満洲国建国十周年を記念して制定された歌。 歌詞は全満より公募され、営口の女学校校長・田中氏のものが採用された。続いて、旋律は在満の作曲者約20名に嘱託され、その中より、吉林の師範高等学校の教諭で台湾出身の董氏のものが選ばれた[2]。この歌について、かつて櫻本富雄氏が「山田耕筰かもしれない」と推測していたが[3]、どうやら異なるようである。 なお、 八紘一宇奏鈞天、 という満語の歌詞も同時に発表された[4]。満洲の国策歌に日本語と満州語が併存するのは、満洲国が建国して以来随所で見られた。なお、同じく建国十周年を記念して制定された満洲国の新国歌にも日本語の歌詞がある。 この歌は1942年1月に公表され、日本語の吹き込みはレコードにもなっている。 <脚注> 2012年12月20日更新 |
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