海軍陸戦隊
作詞：松島慶三
作曲：帝国海軍軍楽隊
歌唱：帝国海軍軍楽隊(内藤清五指揮)
1937年9月(発売)
収録：軍歌・戦時歌謡大全集2/昭和の軍歌（評）
１．
江湾路上儼然と
空にひらめく軍艦旗
これぞ同胞三万の
命を護る陸戦隊
２．
時八月の十三日
忽ち起る砲声に
敢然立ちて奮戦す
あられと注ぐ敵の弾丸
３．
敵は四面を取り囲み
砲火 爆撃 強襲の
術を蓋して攻むれども
何か恐れむ大和魂
４．
一死奉公この秋と
締むるも堅き鉄兜
来れ幾万敵の兵
いで一打ちに撃破せむ
５．
風に暴され雨に濡れ
不眠不休も何のその
唯殉国の血に燃えて
戦ふさまぞ勇ましき
６．
千早の城に幾万の
敵を迎かへし忠烈を
ここ江南の朝風に
偲ぶもゆかし剣太刀
７．
寄する黒潮荒海に
鍛へし腕銃取りて
今極東の黎明に
立てる特別陸戦隊
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