1.
火砲(ほづつ)の雷(らい)なり、矢玉の雨ふる、
筑紫の海辺を たれかはまもれる。
おそるな国民(くにたみ)、おそるな国民、
日本男児(やまとだんじ)まもれり、日本男児まもれり。2.
我兵十万、忠勇無比なり、
心を一つに、せとぐちまもれり。
おそるな国民、おそるな国民、
日本男児まもれり、日本男児まもれり。
3.
矢玉ハつくとも、刀ハをるとも、
生血のあるまハ、敵をバとほさじ。
おそるな国民、おそるな国民、
日本男児まもれり、日本男児まもれり。
4.
雲霧をさまり、日の旗かがやく、
かためよまもれよ、ながとのせとぐち。
おそるな国民、おそるな国民、
日本男児まもれり、日本男児まもれり。
|