参考文献 第一書架
2008年11月25日更新
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ドイツ軍歌 | ||
著者 | 文献情報 | 備考 |
Liederbuch der Nationalsozialistischen Deutschen Arbeiterpartei hrsg. im Auftrag der Parteileitung von Hans Buchner. München: Verlag Frz. Eher Nachf., G.m.b.H., 1932. | ナチ党歌集。1932年版 | |
SA.=Liederbuch hrsg. im Auftrage der Obersten SA.=Führung. Diessen vor München: Verlag Jos C Huber, 1933. | 突撃隊歌集 | |
Liederbuch der Nationalsozialistischen Deutschen Arbeiterpartei hrsg. im Auftrag der Parteileitung von Hans Bajer. München: Zentralverlag der NSDAP & Frz. Eher Nachf., 1934. | ナチ党歌集。1934年版 | |
北上健 | 『ナチス・獨逸』 学而書院、1935年。 | 党歌邦訳あり |
Saunders, William | "Songs of the German Revolution" in Oxford Journals Humanities Music and Letters Vol.16(1935) pp.50-57. | ホルスト・ヴェッセルの歌ほか |
Soldaten-Liederbuch hrsg. Hauptmann F. Schmidt. Leibzig: Verlag von Philipp Reclam jun., 1936. | レクラム文庫の軍歌集 | |
Bajer, Hans | "Ruhmesblätter in der Geschichte des SA.-Liedes" in Die Musik XXIX/3(1936) S.169-176. | 闘争歌について。かなり詳しい |
"Ruhmesblätter in der Geschichte des SA.-Liedes" in Die Musik XXIX/4(1937) S.257-257. | ||
Wir Mädel singen Liederbuch des Bundes Deutscher Mädel hrsg. Kulturamt der Reichsjugendführung. Berlin: Georg Rallmeyer Verlag, 1937. | ドイツ少女団歌集 | |
Bajer, Hans | "Lieder machen Geschichte" in Die Musik XXXI/9(1939) S.586-597. | 闘争歌について。ナチ党員の文章だが成立事情に詳しい |
SS-Liederbuch hrsg. Rasse- und Siedlungshauptamt SS. München: Zentralverlag der N.S.D.A.P. | 復刻版 | |
Unsere Soldatenlieder -Eine Zusammenfassung der bekanntesten neuen Soldatenlieder hrsg. Reinhard Müller. Leibzig: D.Rahter, 1942. | 著名ドイツ軍歌多数収録 | |
『ナチスドイツ青年詩集 われら戦ふ』 ラインホルト・シュルツェ選 佐藤一英訳 旺文社、1942年。 | エッカルト「ドイツよ目覚めよ」邦訳など | |
Chorliederbuch für die Wehrmacht Im Auftrage des Oberkommandos der Wehrmacht hrsg. von Fritz Stein. D.Rahter, 1944. | 復刻版 | |
Baird, Jay W. | "Goebbels, Horst Wessel and the Myth of Resurrection and Return" in Journal of Contemporary History, Vol.17(1982) pp.633-650. | ホルスト・ヴェッセルについて |
Roth, Alfred | Das nationalsozialistische Massenlied: Untersuchungen zur Genese, Ideologie und Funktion Würzburg: Konigshausen und Neumann, 1993. | ナチ闘争歌についての本格研究書。大戦後の軍歌についての言及は僅か |
Hillescheim, Jürgen & Michael, Elisabeth | Lexikon nationalsozialistischer Dichter. Biographien - Analysen - Bibliographien Würzburg: Konigshausen und Neumann, 1993. | アナッカー、バウマンなど詩人について。経歴および作品 |
Broderick, George | "Das Horst-Wessel-Lied" in International Folkslore Review Vol.10(1995) ed. Venetia Newall. pp.100-127. | ナチ党歌。極めて詳細 |
Lang, Peter | Lieder der Hitlerjugend. Eine psychologische Studie an ausgewählten Beispielen. Frankfurt a. M.: Europäischer Verlag der Wissenschaften, 1995. | ヒトラー・ユーゲント歌集における語句の分析等 |
明石政紀 | 『第三帝国と音楽』 水声社、1995年。 | ナチの音楽統制、政策。クラシック、ジャズ中心 |
平井正 | 『20世紀の権力とメディア―ナチ・統制・プロパガンダ』 雄山閣出版、1995年。 | ナチの宣伝について。闘争歌や映画主題歌について少々言及あり |
長木誠司 | 『第三帝国と音楽家たち』 音楽之友社、1998年。 | 明石(1995)と似た内容。やはりクラシック、ジャズ中心 |
加藤雅彦 | 『ライン河―ヨーロッパ史の動脈』 岩波書店、1999年。 | 「Wacht am Rhein」1番の邦訳あり |
ケーラー、ヨアヒム | 『ワーグナーのヒトラー―「ユダヤ」にとり憑かれた預言者と執行者』 橘正樹訳 三交社、1999年。 | エッカルト作詞「ドイツよ目覚めよ」について言及あり |
グルンベルガー、リヒアルト | 『第三帝国の社会史』 池内光久訳 彩流社、2000年。 | 27章に「音楽」。ただしクラッシクやジャズ |
平井正 | 『ヒトラー・ユーゲント―青年運動から戦闘組織へ』 中央公論新社、2001年。 | HJ団歌の邦訳あり |
ゲッベルス、ヨーゼフほか | 『ドイツの運命』 池田浩士訳 柏書房、2001年。 | ホルスト・ヴェッセルの歌に言及 |
クラウス、コルドン | 『ベルリン1933』 酒寄進一訳 理論社、2001年。 | 1933年のベルリンを舞台にした小説。多くの闘争歌が登場 |
ヘーネ、ハインツ | 髑髏の結社・SSの歴史〈上〉 森亮一訳 講談社、2001年。 | SSの歌の邦訳あるもやや難 |
髑髏の結社・SSの歴史〈下〉 森亮一訳 講談社、2001年。 | ||
ケイター、マイケル・H | 『第三帝国と音楽家たち―歪められた音楽』 明石政紀訳 アルファベータ、2003年。 | クラシック中心。4章に多少闘争歌等 |
池田浩士 | 『虚構のナチズム―「第三帝国」と表現文化』 人文書院、2004年。 | 「ホルスト・ヴェッセルの歌」、「ドイツよ目覚めよ」などの情報、邦訳 |
Encyclopaedia Britannica 15th ed. Chicago: Encyclopaedia Britannica, 2005. | 「Horst Wessel」の項 | |
林秀彦 | 『日本の軍歌は芸術作品である』 PHP研究所、2008年。 | 147頁に「Heil Hitler dir」「Panzerlied」の部分訳。ただし多少難 |
グラーザー、ヘルマン | 『ドイツ第三帝国』 関楠生訳 中央公論新社、2008年。 | 1963年の再刊。闘争歌の邦訳を複数含む |
ドイツ軍歌、翻訳の参考 | ||
著者 | 文献情報 | 備考 |
小泉孝太郎 | 『ナチスの文化を探る』 慶應出版社、1940年。 | 「第三ライヒの概念」を参考 |
ヒトラー、アドルフ | 『わが闘争』 平野一郎、将積茂訳 角川書店、1973年。 | |
『ドキュメント現代史〈3〉ナチス』 嬉野満洲雄、赤羽龍夫編、平凡社、1973年。 | ナチ文献の邦訳集 | |
『ナチス・ドキュメント―1933-1945年』 救仁郷繁訳 ぺりかん社、1975年。 | ナチ文献の邦訳集 | |
村瀬興雄 | 『アドルフ・ヒトラー―「独裁者」出現の歴史的背景』 中央公論社、1977年。 | |
『日本の一九三〇年代―国の内と外から』 三輪公忠編、創流社、1980年。 | 「ドイツ側から見た日本の大東亜政策」 | |
横山茂雄 | 『聖別された肉体―オカルト人種論とナチズム』 書肆風の薔薇、1990年。 | ナチス人種論のオカルト的系譜について |
平井正 | 『ゲッベルス―メディア時代の政治宣伝』 中央公論社、1991年。 | 「総力戦演説」要旨あり |
テーラー、ジェームスほか | 『ナチス第三帝国事典』 吉田八岑監訳 三交社、1993年。 | 基本的な項目は完備するがやや不正確。また、ひとつひとつの分量が尠い |
『アドルフ・ヒトラー 権力編』 歴史群像編集部 学習研究社、1995年。 | 歴史群像シリーズ42 | |
『アドルフ・ヒトラー 戦略編』 歴史群像編集部 学習研究社、1995年。 | 歴史群像シリーズ43 | |
オウヴァリー、リチャード | 『ヒトラーと第三帝国』 永井清彦ほか訳 河出書房新社、2000年。 | 地図で読む世界の歴史、ナチ時代の行政区画など |
『映像の世紀4 ヒトラーの野望』 日本放送協会、2000年。 | DVD | |
『ヒトラーの呪縛』 佐藤卓己編著、飛鳥新社、2000年。 | 日本のナチ趣味「ナチカル」について | |
プロクター、ロバート | 『健康帝国ナチス』 宮崎尊訳 草思社、2003年。 | ナチスの健康政策について |
Der Untergang. Das Filmbuch hrsg. Michael Toteberg. Rowohlt Taschenbuch Verlag, 2004. | 「ヒトラー 最期の12日間」の台本 | |
『ヒトラー 〜最期の12日間〜』 オリヴァー・ヒルシュビーゲル、日活、2006年。 | DVD | |
クロル、フランク=ロタール | 『ナチズムの歴史思想―現代政治の理念と実践』 小野清美ほか訳 柏書房、2006年。 | ナチ要人の世界観思想まとめ |
ドイツ以外の諸国 | ||
著者 | 文献情報 | 備考 |
『戦士の革命・生産者の国家』 ファシズム研究会編 太陽出版、1985年。 | ジョヴィネッツァ党歌以前版の邦訳あり | |
田之倉稔 | 『ファシズムを演じた人びと』 青土社、1990年。 | 党歌ジョヴィネッツァ成立の詳しい経緯。その他、エチオピア戦争の歌についても |
Italian music during the fascist period. ed. Illiano, Roberto. Turnhout: Brepols, 2004. | 伊西英独語などの論集。一部、軍歌を扱う | |
立川孝一 | 『フランス革命―祭典の図像学』 中央公論社、1989年。 | 「最高存在への賛歌」、「サ・イラ」など |
吉田進 | 『ラ・マルセイエーズ物語―国歌の成立と変容』 中央公論社、1994年。 | 中公新書。「ラ・マルセイエーズ」のみならず、革命期のフランス愛国歌の一大資料 |
福田和也 | 『奇妙な廃墟―フランスにおける反近代主義の系譜とコラボラトゥール』 筑摩書房、2002年。 | ドイツ軍に協力した文学者たちについて |
長谷川公昭 | 『ファシスト群像』 中央公論社、1982年。 | 中公新書 |
『世界ファシスト列伝』 中央公論新社、2004年。 | 「ファシスト群像」の増補改訂版 | |
南条岳彦 | 『歌は波間によみがえれ』 講談社、1986年。 | 「別れの磯千鳥」について |