我が陸軍
作詞：不詳
作曲：山田源一郎
１．
輝く朝日の旗おしたてて
くりだす隊伍の喇叭の響
さすがに整ふ我が陸軍の
光はたちまち海外までも
いや照り渡りて誉れはここに
新高山とぞ世に仰がるる
一朝国家に事ある時は
命を捧げて進めや兵士
２．
武勇もすぐれて情けも厚き
日本男児の潔きその名を
仮にも汚さん振舞あらば
桜の花よとたれ歌ふべき
忠孝仁義はしばしの程も
身を放たじといざ心して
一朝国家に事ある時は
命を捧げて進めや兵士
３．
硝煙弾雨の乱るる中も
鉄条網さへ張りたる野辺も
激しく突込め指図の儘に
決死は素よりかねての覚悟
これこそ我が国勇士の鑑
誉は万代その名は八千代
一朝国家に事ある時は
命を捧げて進めや兵士
４．
築きに築きしその城塁も
備へに備へしその大砲も
何かは頼まん頼むは一つ
我が国愛する我が軍人の
義を見て引かざる雄々しき心
これこそ東洋平和の守り
一朝国家に事ある時は
命を捧げて進めや兵士
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