比島決戦の歌 作詞:西條八十 収録: <歌詞略> <メモ> この有名な最後の箇所は西条の原詩にはなく、軍部によって無理やり付け加えられたものだというのが通説となっている。この過激な歌詞のために、戦後作詞者と作曲者が戦犯指名されるといった噂さえ流れたが、実際は何もなかった。(ただし、西条は戦犯リストに一度は載っており、のちに削除されている。) 『西条八十全集』によると、レコード会社にやってきた進駐軍をこのレコードで歓迎したという。日本語のわからない米兵は「ニミッツ」「マッカーサー」という箇所に反応して喜んだといわれるが、本当はどうかはわからない。実行した人物はかなりのチャレンジャー。 この軍歌は作詞者・作曲者両方にとって完全な黒歴史だが、戦後にわざわざ新たに録音されている。しかも複数も。戦前の音盤はいまだ見つかっていない。 |
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